【タイ旅行】バンコク市内移動手段

タイの旅

バンコクは東南アジア有数の都会であると同時に、公共交通の発達した都市です。

都市部は高架鉄道(BTS)に地下鉄が拡大しているかと思えば、昔ながらの渡し舟やトゥクトゥクもいまだに現役です。もちろんタクシーや配車アプリなども利用できます。

多種多様な交通手段の一部を解説します。

尚、都市部は基本渋滞してますので、タクシーなどは時間に余裕をもって乗車ください。

少額紙幣や小銭が必要な場面が多いです。20バーツや50バーツを多めに用意しておくと便利です。またカードはあまり利用できません。

一度は乗ってみたいトゥクトゥク

タイの名物の一つトゥクトゥクにはせっかくなので一度は乗車してみたいもの。

定員は基本2人だと思いますが、3人なら乗せてくれました。

バンコク市内の主要な観光地や駅、観光客の多いショッピングモールなどには客待ちしているトゥクトゥクがたくさん見られます。

トゥクトゥクの乗り方

観光地などにはトゥクトゥクが集まる場所がありますが、基本的に乗車するにはタクシーと同じように直接運転手に声をかけて乗車します。

タクシーと違うのはトゥクトゥクにはメーターそのものが付いていませんので、乗車前に値段交渉をする必要があります。

料金相場としてはタクシーより高いです。必ず「乗る前」に場所を伝えて値段交渉してください。乗車前に話をつけておかないと後から高額請求される可能性があります。

目安として徒歩30分の距離を100バーツなら許せる金額だと思います。長距離の距離は断られる事もあります。

トゥクトゥクは単なる移動手段ではなく、アトラクションの一つと思ってください。

「高い」「暑い」「危ない」のがトゥクトゥクです。

窓がありませんので当然エアコンはないですし、外からひったくりされたりなどの危険もあります。当然事故すると大けがに繋がります。

南国の雰囲気を感じる為に、近距離移動で体験する乗り物」です。

試しに乗るならスクンビットなどの都会エリアだと渋滞しているだけなので、王宮のあるオールドタウンなどの方がより情緒を楽しめると思います。

BTS(高架鉄道)

渋滞の多いバンコク中心部の移動に最適です。駅は多くのホテルやショッピングモールと直結しており、周辺施設もスカイウォーク駅に繋がっている場所が多いです。

本数も多いですし、「移動の際はまずBTSで行けるかどうか」から調べると良いです。更に高架鉄道ですので場所によっては車窓からの景色も楽しめます。

【タイ旅行】バンコク中心部の移動に便利なBTS
バンコク市内を走る高架鉄道のBTSの説明です。渋滞の多いバンコク内の移動に最適です。自由に乗れるようになるととても便利です。

地下鉄MRT

地下を走るので線路の作りにくい旧市街も通っています。BTSとMRTでかなりのエリアを網羅しています。

BTSより駅に入る前の手荷物検査が細かいです。

タクシー

いたるところで客待ちしていますし、いなければホテルでよんでもらえます。日本と同様に声をかけて乗車します。

料金はメーターさえ使ってくれたら、日本と比較して非常に安いです。

必ず乗車前に「メーターOK?」と確認してください。そこで断ったら出来れば他を当たってください。

なぜなら悪質なドライバーが多いのでメーターを使わず高額請求してきたり、目的地以外の場所に連れて行こうとします。

王宮などの観光地周辺を流しているタクシーは、経験上悪質なドライバーが多いです。

テレビでよくある「お勧めの店に連れていけ」は、かなりの確率で悪質な店に連れて行かれますので推奨しません。

尚、高速道路を利用したり空港へ、又は空港からの移動の際別途料金を請求されます。それぞれ高速道路料金と空港利用料で、通常支払いが必要な物です。さらに大きな荷物が多い場合、別途請求されますがこれも通常の費用です。

レストランなど特定の店舗を目的地とする場合、店舗そのものではなく周辺のホテルやショッピングモールを指定すると良いです。店舗を指定すると、良く似た名前の偽物につれて行かれることがあります。

船やボート

船の規模や運航ルートなどで種類があります。

水上バス

チャオプラヤ川には比較的大きなボートが運航しています。ガイドブックなどでは水上バスとも訳されます。

運河を走る小型のボートとは大きさなど全くの別物になります。

エクスプレスボート

チャオプラヤエクスプレスなどは観光地や大きなホテルに停まりますし、英語ですが船内でガイドもしてくれます。旅行者でも乗りやすいのでおすすめです。

川沿いの景色は素晴らしいので、移動のついでに低価格でクルーズができてしまいます。

このボートとBTSさえ乗りこなせば、それなりにバンコク通と言えると思います。

運河ボート

セーンセープ運河などで運航している小型の細長いボートです。

運河ボートはワットサケット周辺からバーンカピモールあたりまで運行しており、旅行者はセントラルワールドの北あたりから乗るのが便利だと思います。

鉄道のないエリアをカバーしていますし、渋滞もないので乗りこなせれば便利かもしれません。ただ乗るのが「挑戦」になる乗り物ではあるので、私も一度しか利用した事がありません。けっこう怖かったです。

水上マーケット

水上マーケットの船は移動手段ではありません。開催地まで移動してから乗車します。ボートに乗りながらショッピングなどを楽しむアトラクションです。

個人で行くには大変な場所なので、初めての方はツアーで行く方が良いと思います。

路線バス

バスにはいくつか種類があり、市内を回っているバスにもエアコンありとなしの2種類があります。

バス停にルートが書いてあり、ルートに沿って運航しています。バスの正面などに番号が書いてありますので、それを確認して乗り込みます。

係りの人が運賃を集めに来ますので、車内で支払います。小銭をご用意ください。

市内のかなりのエリアをカバーしているのですが、バス路線は非常に複雑です。

カオサンのようなバス以外の交通手段があまりない場所以外は乗る事はないと思いますが、冒険心あふれる方はエアコンなしバスで冒険してください。

小型バス

ロットゥーと呼ばれる乗り合いバスです。バスターミナルから出ているロットゥーは郊外の観光地などにも運航しています。

乗り合いタクシー

ソンテウと呼ばれる近距離用の移動手段です。

小型のトラックなどの荷台を改造して乗れるようにしたもので、長距離を乗るには厳しいです。目安としては徒歩15分ぐらいを移動するための乗り物です。

都市部では大型バスの入りににくい道を運航しており、大通りの入口から通りの奥までなどを運航しています。

停留所などはなく、停まっていたらそれに乗ります。たいてい停車している通りの奥にむかいます。観光地などは屋根上の看板に行先が書いてあります。

降りる時はボタンを押すかひもを引っ張り運転手に知らせます。

都市部であれば大した距離を走りませんので、とりあえず乗ってみて間違ってたら降りれば大丈夫です。料金は助手席側から直接支払いますので、乗る前に小銭は必ずご用意ください。

バイタク

見たまんまのバイクのタクシーです。バイクの二人乗りなので安くて早くて危ない乗り物です。

渋滞をすり抜けていきますので早いですが、バイクなので事故するとそこでおしまいです。

バンコクからタイ各地への移動

飛行機利用ならタイ国内は各地域に国内線が運航しています。

飛行機以外の移動方法ですが、鉄道や長距離バスなどがあります。

鉄道は郊外のクルンテープアピワット駅とファランポーン駅が新旧の中央駅で、アユタヤなどの近郊に行く列車だけでなく長距離の寝台列車などもあります。尚、鉄道が目の前を通ることで有名なメークローン市場は違う路線でここからは乗れません。

長距離バスはエカマイバスターミナル(東ターミナル)からパタヤ方面などに、北バスターミナルからはチェンマイなどタイ北行きが運航しています。

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