近年ネットで色々情報が手に入りますので無理に買わなくても何とかなったりします。
でも個人的にはガイドブックは必要だと思っています。常にネットが繋がるとは限りませんし、予習をするのも楽しい作業ですし旅が格段に楽しくなります。
沢山種類がありますので、選ぶ時の参考にしてください。
るるぶとまっぷる
書店に行くと最も目を引く大き目なガイドブックです。
るるぶとマップルは別の会社から出版されています。どちらが良いかと言うと、基本どちらでも良いので直観で気に入った方で正確です。
同じような内容ですが、どちらも写真が多く見やすいのが特徴です。また、地図なども大きいので見やすくなっています。
デメリットは大きいので重いです。パッケージツアーでバスに置いておけるなら良いのですが、歩いたり電車移動する際に持っていると疲れます。最近少し小さいバージョンもリリースされましたが、それでも長時間も持って歩くには邪魔です(電子版もありますが)。
先述の通り写真が多く旅先をイメージしやすいので、出発前の読み物としても楽しいです。
ガイド付きのパッケージツアーならこれぐらいで十分な内容・・と言いますか、せめてこれぐらい読んでおいた方が旅行は楽しいと思います。
地球の歩き方
膨大な情報量が特徴の定番ガイドブックです。創刊以来多くの若者がこれを手に冒険に旅立って行きました。旅人の教科書やバイブルとも言われています。
観光情報にくわえて歴史や文化などしっかり学べます。交通機関やホテルの情報なども豊富ですし、トラブルの時の対応も書いてあります。単純に読み物としても十分な読みごたえがあります。
とりあえずこれ一冊頭に叩き込めれば、たいていの事は大丈夫です。
ただ、情報量が多い分読む労力もかかりますので、本気で旅の予習したい時におすすめです。
最近の図鑑シリーズも面白いです。
旅先の魅力を測る指標の一つにもなります。と言いますのが「国」ではなく「都市」が発売されている地域はそれだけ内容が豊富、つまり見どころが多いと判断できます。
arucoやことりっぷ
女性をメインターゲットにした小さなガイドブックです。女性向けと言っても地図や情報が変わるわけではないので、ボリュームは少ないですが持ち歩きに便利です。
旅行形態にあわせて選ぶ
個人で旅行するなら地球の歩き方がベストです。きっちり予習した方が何も知らず眺めるより感動も大きいと思います。持ち歩き用に追加でarucoを買っている方も居ます。
逆に団体旅行ならるるぶなどで十分です。
番外編
ガイドブックではありませんが私の愛読書が「深夜特急」です。
旅人のバイブルと言われる名作ですが、個人の体験談がメインなのでガイドブックにはあまりなりません。月日も経っているので情勢も物価も変わっています。
読むのが苦手な方は大沢たかお氏主演で映像化されていますし、斎藤工氏が朗読している作品もあります。大沢たかお氏が序盤と後半で別人のように雰囲気が変化しているのも見どころです。
ちなみに「深夜特急」はただのタイトルで内容とは基本関係ありません。