格安で旅ができるLCCですが、安い分色々心配な方も多いでしょう。
エアアジア利用で、大阪からバンコクまでの搭乗レポートになります。
座席は一番安いエコノミースタンダードの席になります。
機内の状況
まず機内ですがモニターも無ければ食事も有料で、無料サービスは何もないと思ってください。
日本語が話せるCAさんも居なかったと思いますが、確認はしていません。
英語が話せなくても、注文等は指さし注文で何とかなります。
機内Wi-Fiが使えない可能性があるので、オフラインの翻訳アプリとかがあれば便利かも。
昔は辞書を持ち歩いてたんですよね・・懐かしく思います、重かったな・・。
思い出は、重いで・・おっと失礼しました。
座席
一番気になる座席ですが、公式サイトではシートピッチ(足元から座席まで)は76㎝、幅は41㎝となっています(エコノミースタンダード)。
JALやANAが85㎝前後なので、足元はやはり狭いです。

身長170㎝で普通体形の私が座ってこれぐらいで、足を組むと前の席に当たるので辛いです。
ちなみに幅は私の体格だと狭くは感じませんでした。
食事
原則食事も飲み物も全て有料で、機内食は事前オーダーもできますが機内で購入もできます。
クレジットカードが使えないとの情報もあるので、現金を用意した方が良いです。
日本円は使えますがお釣りは現地通貨で返ってきますので、行きは良いけど帰りは困りまりますね・・・。
レートも良くないはずなので、帰りは計算して現地通貨を残しておくと良いです。

写真は塔乗した時のメニューですが、路線や時期により変化しますので参考まで(写真は関空バンコク路線です)。
メインが250タイバーツ、ドリンクのセットにすると290バーツです。

ソフトドリンクが60バーツで、ビールは150バーツ~になってます。
安くはありませんが、機内と考えると仕方ありません。

カップ麺やお菓子も販売していますが、おやつは割高なので持ち込んだ方が良いですね。
プリッツに300円は出したくないです。
ちなみに食べ物の持ち込みは規定では不可なのですが、皆さん普通~に食べていました。
私も持ち込んだおにぎりを食べていましたが、特に注意される事はなかったです。
でも一応CAさんの居ない時を狙ってこっそり食べてくださいね。

おにぎりのお供に野菜ラーメン的な物を購入、もちろんお湯は入れてもらえます。
味は・・あっさりし過ぎで好みではなかったです。
カップヌードルがトムヤム味しかないのが残念で、旅行前は日本の味が食べたいのでむしろどん兵衛が欲しいです。
時間のつぶし方
座席のモニターは付いておらずレンタルのタブレットがあるみたいなのですが、使用している方を見た事がありません(サービス停止中?)。
私は機内Wi-Fiを利用しないのですが、公式サイトの情報では機内Wi-Fiの有無は路線により異なるそうです。
どうしても時間を潰したければ、あらかじめ映画や小説をダウンロードしておくか本を持ち込むかです。
ただし・・経験上離陸してしばらくすると毎回消灯されています。
つまり「暇でしょうから寝ておいてね」で、昼間のフライトでも照明を消され真っ暗です。
個人用の手元ライトで読書は可能なのですが、寝るの前提の雰囲気なのでライトを付けると自分だけスポットライトを浴びてるみたいになりそうです。
安く目的地まで運んでくれるのがLCC、エンタメを求めても無理です。
それでも快適さを求めるなら
有料ですが機内食や飲み物は頼めば出てきます(味の好みは人それぞれですけど)。
座席はホットシートなど割増料金で少し足元が広い席もありますし、路線によってはフラットシートもあります。
ただ、あんまり贅沢し過ぎるとLCCの意味が無くなってしまいますが。
必要なら必要な物だけ「買う」、オーダーメイドだと思えば良いです。
ちなみにスーツケースなど預ける場合も別料金ですし、それなりの値段です。
チケットによっては、預け入れ荷物が含まれるプランなどもあります。
特に旅行会社を利用している場合等は機内食も含まれているプランもあるので、印刷しておくと良いと思います。
一度は経験する最大の難点
機内の温度ヤバいです。
エアアジアに限らず東南アジア系のエアライン全てに言えますが、非常に寒いです。
恐らく22℃ぐらい(以下かも)の設定になっていると思うので、長袖は必須です。
事情を知らない半袖短パンのマッチョがガタガタ震えているのを見かけました。
筋肉パワーでも負ける寒さです。
普通の人は寝る時フードを被れますし、長袖のパーカー(厚手)を推奨します。
ブランケットは借りれますが有料で、寝る為のグッズも販売しています。
私はパーカーのフードを被り、アイマスクとマスクをして怪しさ満点で寝ております。
予約の注意点
LCCは安い分色々な様々な制限があります。
遅延対策
LCCは安い分遅延や欠航が多いとの噂があります。
ただ私の経験上は、どのLCCも定刻通りに飛んでくれています。
荷物の制限
まず手荷物として持ち込む場合ですが、フルキャリアと比較して条件が厳しいです。
エアアジアの場合2つ持ち込み可能で、
大きい方が56×36×23cm以内
小さい方が40×30×10cm以内
合計重量7㎏以内となります。
参考までに
JALが3辺の合計が203㎝以内で重量10㎏以内、ANAが3辺の合計が158㎝以内で、重量10㎏以内となっています。
詳しくは別記事に
予約の注意点やリスク回避の方法は別記事で書いています。