旅行者でも覚えておくと便利なタイのマナーと法律

タイの旅

日本とは文化も法律も違うタイ。

郷に入っては郷に従えですし、理解していないと思わぬトラブルになることも。

法律で禁止されている事はもちろん、タイでのマナーについても解説します。

法律で禁止されている事

法律で禁止されている行為で、外国人でも処罰の対象となります。

薬物の所持、持ち込み

当たり前のことですが、日本でアウトな物はだいたいアウトですし、成分によっては持ち込み禁止の薬もります。ただし医師の処方した薬は、処方箋(英語)を提示すると持ち込みできる場合があります。

電子タバコ

タイはあらゆる電子タバコが禁止で、厳重に取り締まられます。所持しているだけで処罰の対象になり、最悪罰金では済まない事もあります。

王様(王室)の悪口を言う

タイは立憲君主国家です。王様や王室の悪口を言うと不敬罪になり、外国人であろうと処罰の対象になります。

あちこちに王室関係の肖像画がありますが、左手で指さす(後述)も厳禁です。

「日本語だからわからないだろう」と思っていると、タイは日本語を話す人も多くどこで誰が聞いているかわかりません。口は災いの元です。

マナー的にダメな行為

頭をなでる

タイでは頭は神聖な場所とされ、むやみに他人が触れて良いものではありません。

お手伝いしている子供が多いので思わずなでてしまいがちですが、とても失礼な行為になります。

足を向ける

普通に歩いていて人に足を向けることは少ないと思いますが、もし寺院などを参拝して正座をするようなときは仏像やお坊さんに足を向けてはいけません。

足で物を動かすのもマナー違反です(日本でもですけど)。

国家が流れたら立ち止まる

タイでは朝8時と夕方6時に公共の場所で国家が流れます。タイ国民は国家の流れている間は立ち止まって王室と国家に敬意を示す義務があります。

外国人が咎められる事は少ないかもしれませんが、ガンガン歩くのもマナーとしてどうかと思います。周囲の人と一緒に立ち止まった方がスマートだと思います。

左手の使い方

左手は基本的に不浄の物とされています。

握手で左手を出すとすごく失礼ですし、物を手渡す時も左手は使わないでください。

左手で指さしたりも失礼です。

食事の時のマナー

基本の持ち方

タイでは右手でスプーン、左手でフォークが基本です。

洋食のナイフとフォークのような食べ方ですが、口にいれるのはスプーンのみと少しややこしいです。

麺類の食べ方

麺を食べる時はお箸を使います。ただし麺をすするのはマナー違反です。

食器の扱い

食器を持ち上げたりするのはマナー違反になります。

また食器に口をつけるのもマナー違反です。スープはスプーンを利用してください。

礼儀と服装

服装と身だしなみ

寺院などでは露出度の高い服装は厳禁です。また、タイは意外に身だしなみにうるさい国です。だらしない服装はそれなりの人だと思われます。

お坊さんに対する対応

電車に僧侶優先席があるぐらい大事にされています。

また、修行僧が女性に触れるとそれまでの修業がリセットされる考えがあるので、女性は電車などで僧侶を見たら離れてください。うっかり触れたら大変です。

タイのあいさつ「ワイ」

胸の前で手を合わせるタイのあいさつ「ワイ」。

基本的に目上の人に対して行う相手を敬う挨拶です。また、お店の人がお客様に対してする挨拶です。

相手に「ワイ」されて「ワイ」返すのは良いのですが、あちこちで自分から頻発するとちょっと変な人に見えると思います。

郷に入っては郷に従えです

例え捕まらなくて周囲から変な目で見れれて気分良くはありません。

文化の違いを最低限理解しておくと、快適な滞在ができると思います。

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