摩訶不思議な光景が見えるメークロン市場。バンコク市内からだとツアーを利用するのが一般的ですが、個人で行くことも可能です。
個人だと乗り合いバスなど色々な方法がありますが、今回はシンプルな鉄道での行き方をご紹介します。
鉄道だとエアコンが無いのがネックですが、ローカルエリアや田舎を通過するので現地の空気を感じることができます。
ついでにアムパワー水上マーケットへの行き方もご紹介します。
メークロン市場への行き方
簡単にまとめると
ウォンウィエンヤイ駅(始発)→マハーチャイ駅(終点)→渡し舟→バーレーム駅(始発)→メークローン駅(終点)です。
ウォンウィエンヤイ駅(始発)
国鉄の始発は国鉄のウォンウィエンヤイ駅ですが、市内中心部からは少し離れています。
BTSウォンウィエンヤイ駅から歩けることは歩けますが、15分程度歩くのは覚悟してください。
ウォンウィエンヤイ駅には大きな駅舎は存在せず、路地を入るといきなりホームと売店が混ざった奇妙な空間に出ます。改札もありません。
大通りからの目印は歩道橋の付近に目立たない看板があります。窓口がありますのでマハーチャイまで購入します。
メークロン線は本数が少ないので、ハイライトの市場を列車が通過する場面を見るタイミングは限定されます。
できればバーレーム発10時10分の便には乗りたいので、遅くとも8時35分には乗ってください。
ウォンウィエンヤイ発 | マハーチャイ着 | バーレーム発 | メークローン着 |
5時30分 | 6時23分 | 7時30分 | 8時30分 |
7時00分 | 7時58分 | 10時10分 | 11時10分 |
7時40分 | 8時39分 | 10時10分 | 11時10分 |
8時35分 | 9時28分 | 10時10分 | 11時10分 |
9時40分 | 10時36分 | 13時30分 | 14時30分 |
どの区間も始発から終点まで乗るので、のんびり田舎風景を眺めていたら付きます。
エアコンなしの車両なので暑さ対策、特に水分補給の為飲み物は必須です。日差しの強い日は左側が南なので、右側に乗ると良いです。
乗り換えと渡し舟
マハーチャイ駅(終点)で降りて渡し舟て対岸に渡ります。駅を出てマハーチャイ市場を抜けるとすぐ船着き場です。
渡し舟で川を渡ってバーレーム駅でメークロン線に乗り換えます。問題はメークロン線は一日に片道4本しか運航されていません。
バーレームからメークロンまでも始発から終点になります。車窓から市場を見たいのであればできるだけ窓側をキープしてください。
始発なので早く列車が到着していますので、早めに席を確保してください。
メークロン駅からメークロン市場
ほぼ線路そのものが市場なのですぐわかります。進行方向左(南側)は大きな市場になっています。
時間に注意
メークロン線でバンコクまで戻るとなると最終列車は15時30分です。これを逃すと鉄道では帰れませんので、乗り合いバスなど探すことになります。
ついでにアムパワー水上マーケットに行く
メークロン市場からアムパワー水上マーケットまでは約7㎞あり、歩くのは厳しい距離です。
駅の北側のセブンイレブン付近からソンテウ(乗り合いバス)がでています。川を左側にすると正面が北側で、駅に沿って歩き細い道を抜けて少し広くなった三差路の角でセブンイレブンと銀行があります。
何台かソンテウが居ると思いますが、屋根の看板にAMPHAWAと書いてあります。乗車時間は15分程度です。
水上マーケットはバンコクから日帰りも可能ですが、1泊ぐらいしてのんびりするのをおすすめします。
マーケットまで行くと列車で帰るのは厳しいです(最終が15時30分)。日帰りをするならアムパワー到着時にバスなど帰りの手配を確保してください。
鉄道は田舎風景を味わえます
道中ローカル路線なので車窓には田舎風景が広がります。ツアーなどのバスとは違った魅力を味わえます。
マハーチャイ駅まで往復するだけでも旅情がありますので、ぜひ体験してみてください。
一番の問題点トイレ
乗り換えはあるものの始発から終点まで乗りますので意外に簡単です。
問題はトイレで列車にあるにはありますが、利用するにはハードルが高いです。駅のトイレを利用することになると思いますが、有料な所が多いので5バーツ硬貨を用意してください。
タイのローカルエリアはトイレ探しが大変です。見つけても衛生的に厳しい所が多いので、私はどこかに着いたらとりあえずトイレを探します。