【クルーズの旅】ダイアモンドプリンセス乗船記。非日常にも程がある!庶民が豪華客船に乗ってみた

その他色々

先日船内のレポートをしてみましたが、本日は実際の旅のレポートになります。

実際の行程や寄港地の体験など書いていますので、クルーズの旅を検討している方の参考になれば幸いです。

普段優雅さとはかけはなれた格安旅行ばかりしていますので、こんな贅沢は一生に一度と思っています。

横浜発7泊8日の行程

横浜を出発して長崎、済州島(韓国)、鹿児島、静岡に立ち寄り横浜に戻る行程です。

移動のみの日が2日有るので合計8日間の旅になります。

ダイヤモンドプリンセスは外国船籍(イギリス)なので、クルーズ中必ず一度は外国に立ち寄るルールがありどうしても期間が長くなってしまいます。

逆に日本国籍の飛鳥Ⅱやにっぽん丸と比較すると一日当たりの料金はかなり割安と言えるのですが、仕事をしている世代(私も)は休みを取るのが大変で今回は半年以上前から調整して休みを捻出しました。

尚、今回の旅は7月末のとても暑い時期だったのですが、観光が過酷なのでもう少し涼しい時期をおすすめします。

今回は旅先などのレポートなので、船内に関してはこちらの記事をご参考に。

【クルーズの旅】ダイアモンドプリンセス乗船記。非日常にも程がある!豪華客船の船内レポート編
日本発着のダイアモンドプリンセスに乗船してきました。期間的にも金額的にもめったに乗れる船ではないので、複数の記事に分けて記録したいと思います。今回船内に関する記事ですので、クルーズを検討している方のご参考になればと思います。

事前準備

クルーズ予約以外にもアプリを事前にダウンロードしておく必要があり、クレジットカードや個人情報の登録をしておきます。

レストラン等の予約はこの段階で既に可能になっています。

アプリは様々な機能があるので、出発前に色々試しておくと良いです。

乗船初日

乗船場所は横浜の大さん橋国際客船ターミナルですが、アクセスはあまり良くないです。

今回羽田空港からバスを利用したのですが、バス停からかなり歩きます。

グーグルマップ的には約徒歩10分ですが、暑いですし荷物も多いのでかなり体力を消耗します。

ターミナルはクルーズ船用に改装してあるのか趣のある内装になっていて、待合ゾーンもウッドデッキなので雰囲気もそして景色も良いです。

ただエアコンの効きが悪いので暑いですし、人も多いので熱中症に注意です。

早めに着いたので整理券を貰い、順番が来るとチェックインゾーンに通され乗船手続きをします。

パスポートや必要書類を渡して手続きをし、重要アイテム「メダリオン」を受け取ります。

重要アイテムメダリオン(無料ホルダー)

このメダリオンは乗下船の点呼や部屋の鍵替わりなど非常に大切で、船内の支払いなどほぼメダリオンですることができます。

尚、予めクレジットカードの登録をアプリで行う必要があります。

私のメダリオンは個体差なのかイマイチ感度が良くなく、再起動してもらいましたが鍵を開けるのに時間がかかりました。

点呼の際のタッチは問題なかったのでなんなんだろう・・まぁバタバタする旅でもないので良いですが。

ようやく乗船です気持ちが高まります。

乗船するとまず14階のビュッフェに案内され、部屋の準備が整うまでここで待つそうです。

ビュッフェなのでいきなり食べ放題が待っています。

「とりあえず食わせとけば文句ないだろう」・・はい、おっしゃる通りです!

食事と景色を堪能していると、部屋に案内されます。

暑かったのでいきなりプールに行きました。

メインのプールだけでも屋内と屋外の二つがあり、詳細は船内レポートをご覧ください。

出航の時が来ると屋外プールのステージでセレモニーとパーティーが始まります。

が・・何とプールの中なのでカメラがありません!スマホも部屋に置いて来てしまいました。

撮影できないのは残念ですが、心のメモリーに保存することにします。

音楽とダンスに彩られてベイブリッジをくぐるのは壮観でしたが、プールを中心にダンスを踊りますので位置的に真ん中に居るのは私です・・すいません。

屋外プールですが昼間は常に泳いでいる人が居ますし、皆さん水着なので撮影していません。

夜は映画を上映しています。

二日目

終日クルーズの日となっていますので、船内アクティビティーを楽しみます。

一日船内を探検したので、かなり把握できてきました。

毎日イベントスケジュールが書かれたチラシが配られますので、時間を確認して行くとよいと思います。

この日はフォーマルデーらしいので、とりあえずスーツを着てみました。

喫煙ゾーンから撮影した禁煙ゾーン(紛らわしい)

屋上に喫煙可能なスペースも発見。

15階なので眺めも最高です。

喫煙ゾーンのテーブルでは相席になるので、徐々に顔なじみもできてきました。

超丁寧な英語で「ここいいですか?」と言うと、久々に英語を誉められました。

関西から来たと思われる「オカン」の皆さんは、思いっきり関西弁で何とかなってましたけど。

どこに行ってもオカン強し。

沈む夕日を見ながら旅の始まりに浸ります。

旅の名曲「積み荷の無い船」が流れているような気分ですが、歌詞の通りになると困ります。

丸一日かけて横浜から長崎まで一気に移動します。

ちなみに船内のレポートはこちらに書いています。

【クルーズの旅】ダイアモンドプリンセス乗船記。非日常にも程がある!豪華客船の船内レポート編
日本発着のダイアモンドプリンセスに乗船してきました。期間的にも金額的にもめったに乗れる船ではないので、複数の記事に分けて記録したいと思います。今回船内に関する記事ですので、クルーズを検討している方のご参考になればと思います。

三日目

翌朝には最初の寄港地の長崎に到着します。

フェリーや観光船などが発着する港とは少し離れた場所にクルーズ船専用の港が作られています。

他では体験できない角度から長崎の町を見る事ができます。

真昼間ですので、夜景は見る事ができません。

橋をくぐって

女神大橋をくぐり港に到着、橋を下から間近に見る機会は少ないのですごい迫力があります。

早起きしないと通り過ぎてしまうので、体験したい方は現在地を確認して早めに屋上デッキに行ってください。

軍艦島クルーズなどのターミナルではなく、ほぼクルーズ船専用の松ヶ枝国際ターミナルに到着。

グラバー園まで徒歩圏内なので気軽に観光できますし、グラバー通りにはお土産屋さんがたくさんあります。

和泉屋や文明堂など有名カステラ店も店舗がありますので、もうここでお土産全部買っても良いかもしれません。

注意点はグラバー園観光は道中も含め坂と階段が多くなりますので、歩きやすい靴にしてください。

他の観光地だと長崎にも中華街ありますが、そもそも横浜出発なので・・中華街は横浜の方が魅力的だと思います。

タクシーでも良いのですが路面電車を利用すると、平和記念公園や出島など色々な場所にアクセスできます。

長崎市街は規模的に大きくないので、個人で移動するにも移動しやすいと思います。

グラバー園の手前に長崎ちゃんぽん発祥と言われる四海樓がありますが、11時過ぎに行くと1時間待ちと言われ断念しました。

食べた事ありますし、私の好みですがリンガーハットの方が好きです。

全員必ず下船

ここでは必ず下船して「出国」手続きをする必要があります。

と言いますのも次の寄港地は済州島、つまり韓国に行くからです。

船にずっといたい方も一度は下船して、イミグレーションを通る必要があります。

松ヶ枝国際ターミナルはクルーズ船の為の出入国施設と言っても良いのでしょうか、滞在中は同じ船の人しか見かけませんでした(メダリオン下げてるのでわかります)。

同じ船に戻る事になるので紛らわしいのですが、一度出国してしまうと簡単に長崎に戻れません。

出発時にはお見送りが

地元の高校生でしょうか?ブラスバンドがお見送りしてくれました。

旅先各地でボランティアの皆さんがおもてなしをしてくれるのもクルーズの旅ならではかもしれません。

暑い中素敵な演奏ありがとうございます。

日が暮れる前に出航しますので、残念ながら有名な長崎の夜景は見る事ができません。

稲佐山からの夜景が1000万ドルの夜景と言われているので、もし見る事ができたら方角的に200万ドルぐらいの夜景は見れたかも。

四日目

朝起きると済州島は目の前でした。

この港ですが、なぜか海軍基地のすぐ隣にあります。

船を降りると長い長い通路を通って、入国審査に向かいます(一応動く歩道ではあります)。

ここで入国

長崎に続いて済州島ですが、必ず下船して一度韓国に入国しないといけません。

ダイアモンドプリンセスはイギリス船籍なので、クルーズの際は必ずどこか海外に立ち寄らないといけない決まりがあるからです。

用事が無くても一旦は入国する必要があるったと思います。

港の施設周辺にはボランティアの・・ここではオモニと表現しますが、バスなどの案内をしてくれます。

オモニの皆さんには日本語はもちろん英語もイマイチ通じなかったので、昔覚えた片言の韓国語でがんばってみます。

ただ私は韓国語を韓国時代劇でおぼえたので、かなりの時代劇言葉らしいのですが(字幕で見たら何となくわかるようになっただけ)。

まあ意外に何とかなるものです。

オルレ市場

港周辺は何もない所なので、シャトルバスでオルレ市場に行ってみました。

一人20ドルをメダリオンで支払います。

韓国はソウルしか行った事がなかったのですが、市場周辺は思ったより栄えていた印象です。

離島の漁村をイメージしていたら結構な地方都市でした。

オルレ市場の印象は大阪の「黒門市場」と言った感じですかね?お土産や食べ歩きグルメも売っています。

私の癖ですがついつい裏道を覗いてしまいますが・・うん、何もなかったです。

市場ですのでお土産も食品系がほとんどで、コスメなどは見かけませんでした。

とりあえず韓国のりと謎のお菓子を購入。

お昼時になると食べ歩き屋台グルメが充実してきていました。

人が増えてきたので座る場所もなく立ち食いで写真も撮影していませんが、食べ歩きを楽しんで終わりな場所だと感じました。

市場の外にもでてみましたがそこそこの街で、地方都市の中心部と言った雰囲気です。

ただ特別買い物するつもりがなかったのと、ハングルが読めないので少し散策して終わりです。

市場内でも英語表記ですら少ないので不便なのなのですが、値段だけははっきり書いてある場所が多いのが救いです。

以前はウォンの円換算が10で割ればよかったのですが、港で両替すると8で割るぐらいになってました。

両替所のレートが良くなかったのかそもそも円が安いのか・・ちょっとショックです。

おかげで買い物意欲が無くなったので、無駄使いをせずに済んだかもしれません。

お見送りはなかったです

そもそも海軍基地なので期待はできませんが、お見送りなどはありません。

出国審査を通れば静かに出発です。

五日目

早起きすると薩摩富士がお出迎え、見事に帽子のような雲を被っています(二枚目は桜島です)。

港からは徒歩圏内ですと建物の中に少し物産展がある程度、頑張ればドン・キホーテまで歩けなくはないです。

せっかくなのでレンタカーで鹿児島市内中心部に、鹿児島は初めてでしたが路面電車が素敵で思ったより栄えた地方都市と感じました。

これで個人的な九州全県制覇完了です。

船に乗る前に港の建物内で地元商品が売っていましたのでなぜか醤油を衝動買い・・これが後に思わぬところで役立つことに。

ここでのお見送りは和太鼓です。

遅刻した人がいたので出港が遅れ、演奏の後ろでスタッフの方があたふたしていました。

演奏時間も伸びたのかもしれません、本当にありがとうございました。

見た感じですが、乗り遅れた人が居たのか最後まで偉い人(に見える人)が困ってそうにしていました。

乗り遅れたらどうなるのだろう・・添乗員していた当時も一番の困りごとでした。

ここで入国

韓国から帰ってきたので、ここで入国をします。

確認していませんが用事が無くても下船する必要がありそうです。

六日目

終日移動の日になります。

九州からだと韓国よりも関東の方が遠いんですね。

そろそろ船の生活も慣れて来たので、朝からジムに行って食べ過ぎたカロリーを消費します。

クッキングショーと厨房見学を見に行きました。

厨房に入れる機会はそうそうないので面白いです。

七日目

薩摩富士を見たばかりですが、あれに見えるは富士山です。

もう静岡まで帰って来ました。

清水港に停泊しますが、港周辺が立派な観光施設です。

観覧車やちびまる子ちゃんミュージアムなどちょっとしたテーマパークで、移動しなくても十分楽しめるようになっています。

買い物施設は充実しており、市場的なお店やお土産物屋さんにスタバやユニクロなどもありました。

寿司屋横丁がありましたが、お寿司を食べるなら早く並ばないと昼時は行列がヤバいです。

ここだと移動しなくても買い物ができるので、船内の多くの人が周辺に居るのでしょうか凄い人です。

お弁当屋お惣菜を買って食べる事にしたのですが、天ぷら買ったら醤油が無い・・いや!九州で購入した醤油がバックに入ったままです!何か重いな・・と思ってたら役に立ちました。

とりあえず最後にお土産を買いそろえるのには便利です。

八日目

最終日・・と言っても下船するだけです。

早起きするとベイブリッジを間近で見る事ができます。

一度に大量に下船するのでグループ分けされ、朝食を食べたら指示された待合場所で待ちます。

指定された待機場所はなぜかカジノでしたが、何も出来ないので待つだけです。

下船して税関などの手続きを済ませます。

まとめ

クルーズの旅はクルーズを楽しむ為に有ると思いました。

もちろん寄港地で観光もできるのですが、朝到着して夕方には出航なので夕食は船内になります。

さっと観光してとっとと帰る的な感じなのでゆっくりはできません。

船内でアクティビティーや食事、そして航海その物を楽しむものです。

語学ですがあまり必要ありません、日本語の話せるスタッフが居ますし、あちこちにそこそこの英語を話せる乗客やクルーズのベテランの人が居るので助けてくれます。

ただ、どうしてもある程度のコミュニケーション能力は必要になります。

常に他の乗客と一緒に過ごすわけですし、期間も長いです。

お土産を買うなら

まずお土産を買える場所ですが、下船できるのが長崎、済州島、鹿児島、静岡4か所、そして船内のショップになります。

まず鹿児島と済州島は港周辺にはお店が少ないので、移動が必要ですがバスやその他交通手段が必要になります。

長崎と静岡(清水港)は下船して徒歩で行ける場所に色々あるので、行きやすいですしお店も豊富です。

船内でのお土産はクルーズ後半に「10ドル均一セール」とか開催されるので、とりあえずそれを待ってからでも良いと思います。

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