ワット・パクナムに電車(MRT)の駅から徒歩で行く方法【2024年度版】

タイの旅

旅番組やガイドブックでどんどん取材されて、すっかり有名になったワットパクナム。

MRTやBTSが拡充された事により以前より格段に行きやすくなったとは言え、ワット・パクナムは電車を利用する場合どの駅からも少し距離があります。

まずBTSだと駅から距離があるので徒歩だとかなり厳しく、電車だとMRTバンパイ駅が最も近くなります。

ただそれでも徒歩10分ぐらいにはなり、暑いバンコクでは私基準で徒歩の限界かなと思います。

MRTバンパイ駅からの行き方

MRTと言えば地下鉄のイメージですが手前のタープラ駅から地上駅になり、ワットパクナムも車窓から見つける事ができます。

地上にでた瞬間はいきなり開放的になるので少し感動します。

進行方向からだと左側が南で、進行方向戻る形の階段を下ります。一応エレベーターもあるようです。

階段を降りると一気にローカル感が増し、サイアム辺りに泊まっていたらわからないリアルなバンコクを感じれそうです。

とりあえず最初に降りる階段さえ間違えなければ簡単です。

歩道の上を歩くと陸橋があるので、下側のお店(プロパンガス屋?)の前を歩くようになります。

ライトグリーンの建物が見えて来ますのでここを右折、後はおおよそ道なりなので余程細い路地に入らなければ迷わないと思います。

変化の多いバンコクなので、いつまでライトグリーンなのかはわかりませんけど。

路地に入ると一気にローカル感が増します。

昼間は観光客も多いので気になりませんが、日が暮れると治安面で不安がありあそうです。

バイタクが客待ちしていますので、勇気のある方は乗ると楽だと思います。

かなり細い路地ですが普通に車道ですし、大きな車も来るので注意しないとぶつかりそうです。

普通にベンツとかガンガン走ってきます。

基本的に道なりに進みますしいかにも観光客風の人とすれ違うので、間違えないとは思います。

一部少し道が広くなったり学校があったりします。

校庭?が大きなアーチ状の屋根で覆われているのが印象的ですが、校内なので写真は撮影していません。

細い路地がいくつかありますが、迷うので入るのは自己責任で。

やたら歴史を感じる橋が見えるとゴールまであと少し、川沿いにはお店もありますがローカル感半端ないので入るには勇気が必要です。

バーシーチャルーンエリア

ワットパクナム周辺はバーシーチャルーンエリアと呼ばれローカル感が魅力です。

古き良きバンコクと言った感じで、時間の流れも少し遅く感じます。

目まぐるしく変化するバンコクでも数十年前から変わってなさそうな雰囲気です。

ワットポー周辺と比べるとまだ観光地化が進んでない感じで、「ワットポーやってない」的な詐欺もいませんでした。

どうか10年後もこのままでいて欲しいと思います。

体力と相談ですがかなり魅力的な街歩きエリアで、運河ボートに乗れたりマーケットもあります。

もう少し涼しければもっと散策したのですが、朝8時の時点で既に汗だくです。

でもここまで来ると「歩いて来て良かったな」的な意識も芽生えてきます。

ワットパクナムに到着

橋を二つ渡ると左手にワットパクナムの参道が見えます。

日本語での案内も出ているので、流石にここまで来たら迷う事はないでしょう。

ちなみに屋根の下もガンガン車は通ります。

工事をしていたので、ここで嫌な予感が・・

入場無料なので無料で幻想的な天井を見れます。

写真や映像で見るよりよっぽど凄いので、ぜひ一度は見に行ってください。

残念ながら仏像は工事中・・何故か私が毎回来るたびに工事していて、一度も見れてません・・。

展示物も豊富ですので、興味のある方はぜひ。

寺院観光の注意点

ワットパクナムに限らず全ての寺院について言えますが、露出度の高い服装などは厳禁です。

また大きな声で騒ぐ人が多いらしく、あちこちに注意喚起されていました。

普通に修行しているお坊さんもいますので、マナーには注意してください。

ちなみに建物の中は土禁なので靴を入れる袋があると良いかも(下駄箱的な場所はあります)。

帰る時は暑さに注意

バーシーチャルーンエリアはかなりローカルな場所なので、エアコンの効いた避難場所が少ないです。

帰りはかなり暑くなっている可能性があるので、休憩場所に注意しないといけません。

徒歩10分がかなり体力を削ってきます。

ローカルなお店がオープンしていますので飲み物買えますし、勇気があれば食事も可能(当然外)ですがバンコク旅5回を超える私でもまだ無理です。

フードトラック的なカフェが有ったので「ブルーハワイ」を買ってみました。

味は・・・まんまブルーハワイでした。

今風のお店なのでローカル過ぎる場所が苦手な方も大丈夫です。

暑さと車に注意

ワットパクナムはかなり見どころのある場所ですし、周辺もローカル感が有って良いのですが問題は暑さです。

ワットパクナム自体あまりエアコンが効いてないですし、エアコンの効いたカフェなど避難場所もありません。

駄菓子屋みたいなローカルなお店で飲み物は買えますが、飲むのは基本屋外なので熱中症に注意してください。

個人的には10分ぐらい歩いた方が達成感が有って良いのかと思います。

バスツアーで目の前に降ろされると確かに楽ですが、物足りなく感じると思います。

ワットパクナムを出た後

朝一に行ったとしても帰るころにはかなり気温が上がっていると思います。

駅まで戻ると10分かかるので、体調によってタクシー利用なども検討してください。

たかが10分ですが、往復だと20分なのです。

アイコンサイアムなども比較的近いので、「寺院はもう満足だ」と言う方はそのままタクシーで向かうとよいです。

寺院観光を続けるなら、駅まで戻ってサナムチャイまで乗るとワットポー周辺まですぐです。

同じMRTなので効率よく回れますが、寺院のハシゴは午前中でも汗だくになります。

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