【タイ旅行】これさえ見ればたどりつける!ワット・パクナムに電車(MRT)と徒歩で行く方法【2024年度版】

タイの旅

旅番組やガイドブックでどんどん取材されて、すっかり有名になったワットパクナム

人気のスポットになったのでツアーなども多数募集していますが、市内中心部からも離れていないのでぜひ個人で行ってみたい場所です。

ただバンコク観光で外せない寺院ですが、有名な寺院のある場所は古い町並が並んでいたり不便な場所に多くあります。

MRTやBTSが拡充された事により以前より格段に行きやすくなったとは言え、ワット・パクナムも電車を利用する場合どの路線を利用しても駅からも少し距離があります。

まずBTSはどの駅からも徒歩20分程度はかかるので、暑い時間帯だとかなり厳しい距離です。

この距離だと、多くの人が駅からタクシーやソンテウに乗るのが一般的だと思います。

結果的に電車と徒歩のみで行くならば、MRTバンパイ駅一択になりそうです。

バンパイ駅からなら徒歩10分ぐらいなので、探検するにはちょうど良い距離だと思います。

おすすめの人

今回のルートをおすすめするのはこんな方

  • 安くいきたい
  • ローカルエリアに魅力を感じる
  • 渋滞が嫌い
  • 達成感があると嬉しい

みたいな方には特におすすめします。

ちなみに駅を降りると歩くだけですし、ワットパクナムは入場無料なので語学は不要です。

MRTバンパイ駅からの行き方

バンパイ駅MRTブルーラインの沿線にあり、ブルーライン沿線には観光客に馴染みのあるスクンビット駅やシーロム駅があります。

つまり中心部のメジャーな駅から、乗り換えなしで行く事ができます。

ちなみに、BTS沿線からだとスクンビット駅(アソーク駅)か、シーロム駅(サラデーン駅)でMRTに乗り換えになります(郊外には他にもあります)。

MRTと言えば地下鉄のイメージですが、手前のタープラ駅から地上駅になり、ワットパクナムも車窓から見つける事ができます。

地上に出た瞬間周囲がふわっと明るくなり、いきなり開放的になるので少し感動します

まず目指すは1番出口、南側の出口になります。

都心から乗ると進行方向から左側が南で、来た方向に戻る方向の階段を下ります。

文字にするとややこしいですが、とにかく下の写真の出口を目指してください。

ワットパクナム方面に向かう1番出口

階段を降りると一気にローカル感が増し、サイアム辺りに泊まっていたらわからないリアルなバンコクを感じれそうです。

一応駅にはエレベーターもあるみたいですが、道中の足元は良くないです。

とりあえず最初に降りる階段さえ間違えなければ簡単ですので、間違えないようにしてください。

一応地図はこちら。

階段を降りると下の写真の風景です。

ワットパクナムへのスタート地点

歩道の上を歩くと陸橋が邪魔なので、下側のお店(プロパンガス屋?)の前を歩くようになります。

曲がるのはここです

ここを右折

ライトグリーンの建物が見えて来ますのでここを右折、後は曲がる事はあってもおおよそ道なりなのでわざと細い路地に入らなければ迷わないと思います。

変化の多いバンコクなので、いつまでライトグリーンなのかはわかりませんけど。

路地に入ると一気にローカル感が増します。

昼間は観光客も多いので気になりませんが、細い路地なので日が暮れると治安面で不安がありあそうです。

バイタクが客待ちしていますので、勇気のある方は乗ると楽だと思います・・安全面は不安しかないですけど。

まぁ混雑するスクンビット通りを乗るよりは少しはマシかも?

かなり細い路地ですが普通に車道ですし、大きな車も来るので注意しないとぶつかりそうです。

普通にベンツとかガンガン走ってきますし、EVなどは音もなく背後に近寄ります。

良く見るとあちこちの壁にぶつけた後あります・・そりゃそうなります。

基本的に道なりに進みますし、いかにも観光客風の人とすれ違うので間違えないとは思います。

一部少し道が広くなったり学校があったりします。

なんともカラフルな学校です。

細い路地がいくつかあり冒険心をくすぐりますが、迷うので入るのは自己責任で。

路地さえスルーすれば基本一本道です。

ある程度まで進むと細い路地もほとんど川に通じてますので、川までたたどり着いたら下の写真の橋を目指してください(もしも間違えたらです)。

やたら歴史を感じる橋が見えるとゴールまであと少し、川沿いにはお店もありかなり雰囲気が出てきました。

この橋を渡ってください

ちなみに、グーグルマップにあるカフェは開いてませんでした(早朝でしたので)。

バーシーチャルーンエリア

ワットパクナム周辺はバーシーチャルーンエリアと呼ばれローカル感が魅力です。

チャオプラヤ川とはまた違う水の都、古き良きバンコクと言った感じで、時間の流れもなんだか少し遅く感じます。

目まぐるしく変化するバンコクで、数十年前から変わってなさそうな雰囲気です。

ワットポー周辺と比べるとまだ観光地化が進んでない感じで、それなりに観光客とすれ違いますが「ワットポーやってない」的な詐欺とは遭遇しませんでした。

どうか10年後もこのままでいて欲しいと思います。

体力と相談ですがかなり魅力的な街歩きエリアで、時間をかけて探検するなら運河ボートに乗れたりマーケットもあります。

徒歩での移動は必要ですが、バンコク郊外の水上マーケットと比較すると格段に近いです。

もう少し涼しければもっと散策したのですが朝8時の時点で既に汗だくなので、今回はおとなしくワットパクナムに向かいます。

でもここまで来ると「歩いて来て良かったな」的な、旅をしている実感のような達成感も感じてきます。

ワットパクナムに到着

橋を二つ渡ると左手にワットパクナムの参道が見えます。

日本語での案内も出ているので、流石にここまで来たら迷う事はないでしょう。

ちなみに屋根の下もガンガン車は通ります。

工事をしていたので、ここで嫌な予感が・・

ワットパクナムのシンボルにたどり着きました、一般の入口は2階にあり靴を脱いで上がります。

入場無料なので無料で幻想的な天井を見れます。

写真や映像で見るよりよっぽど凄いので、ぜひ一度は見に行ってください。

ニコニコしながら自撮りしまくる女性がいましたが・・気持ちはわかります。

残念ながら大きな仏像は工事中、嫌な予感的中です・・何故か私が来るたび毎回工事していて、一度も見れてません・・。

展示物も豊富ですので、興味のある方はぜひ。

寺院観光の注意点

ワットパクナムに限らず全ての寺院について言えますが、露出度の高い服装などは厳禁です。

また大きな声で騒ぐ人が多いらしく、あちこちに日本語で注意喚起されていました。

普通に修行しているお坊さんもいますので、マナーには注意してください。

ほとんどの寺院は土禁なので、靴を入れる袋があると良いかも(下駄箱的な場所はあります)。

私は靴を放置するのは不安なので、スーパーのレジ袋を持ち歩いています。

帰る時は暑さに注意

周辺のバーシーチャルーンエリアはかなりローカルな場所なので、エアコンの効いた避難場所が少ないです。

帰りはかなり暑くなっている可能性があるので、休憩場所に注意しないといけません。

徒歩の10分がじわじわと体力を削ってきます。

お昼が近づくとローカルなお店が続々オープンしていますので飲み物は買えますし、勇気があれば食事も可能(当然外)ですが・・バンコク旅10回近い私でもハードル高いです。

フードトラック的なカフェが有ったので「ブルーハワイ」を買ってみました。

味は・・・まんまブルーハワイでした。

今風のお店なのでローカル過ぎる場所が苦手な方も大丈夫ですが、フードトラックなのでテイクアウト専門店です。

お店のお姉さんがずっと外を見てるので、外観の写真は撮影してません・・お姉さんが写ってしまいます。

暑さと車に注意

ワットパクナムはかなり見どころのある場所ですし、周辺もローカル感が有って良いのですが暑さにには注意。

ワットパクナム自体あまりエアコンが効いてないですし、エアコンの効いたカフェなど避難場所も少ないです。

駄菓子屋みたいなローカルなお店で飲み物は買えますが、飲食は基本屋外なので涼めません。

暑さにさえ耐えると今回歩いた徒歩10分は、達成感を感じるのにちょうど良いのかと思います。

往復だと20分歩く事になるんですよね・・。

ワットパクナムを出た後

朝一に行ったとしても帰るころにはかなり気温が上がっていると思いますので、体調によってタクシー利用なども検討してください。

体力があればワットクンチャンもすぐ近くで、少し変わった仏像などを見る事ができます。

アイコンサイアムなども比較的近いので、「寺院はもう満足だ」みたいな方はそのままタクシーで向かうと15分ぐらいで行けそうです。

寺院観光を続けるならMRT駅まで戻ってサナムチャイで降りると乗ると、ワットポー周辺まですぐで同じMRTなので効率よく回れます。

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また、ローカルなマーケットも散策するならサンペーン市場に行くのも同じ路線です。

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