【タイ旅行】バンコクの歴史にどっぷり浸かるオールドタウン

タイの旅

ワットポーやワットプラケオの周辺はバンコク発祥の地です。

メインの寺院観光だけで満足しがちですが、雰囲気のあるオールドタウンでもあります。

パッケージツアーで時間のない方は仕方がありませんが、個人旅行で時間に自由のある方は散策しないともったいないです。

行き方など

以前はチャオプヤボートで行くのが主流でしたが、MRTの延長により地下鉄でも行けるようになりました。最寄はサナムチャイ駅です。

オールドタウンと言われるサナムチャイ通りとマハラート通りを中心としたエリアで、寺院をのぞけばそれほど広いエリアではないですがいくつかに分けることができます。

地上に出るとすぐにサイアム博物館もあり、タイの歴史や独特な展示物を見る事ができます。

エリア南側ワットポー周辺

ワットポー西側のマハラート通りは意外にお店が多く、眺めの良いカフェから庶民的な食堂にマーケットなどまで様々な店舗があります。

ただし、ワットポー周辺は怪しい声かけが多いので注意してください。

ワットポーは最近行って来ましたので、よろしければこちらもどうぞ。

【タイ旅行】MRTで行きやすくなったワットポー。便利になったので久々に行ってみると・・(2024年)
【タイ旅行】バンコク三大寺院ワットポー。行き方や寺院観光の際の注意点など書いています。またMRTの延長、そしてコロナ後にどんな変化があったか、リピーター視点でレポートしています。

とりあえず声をかけられたら、相手内容にかかわらず高確率で怪しいです。

ターティエンマーケット

チャオプラヤボートを降りてすぐの場所にあるマーケットです。乾物なども多く扱っているので独特のにおいがします。

初めて訪れた時は観光地を連想していたので、ボートを降りていきなりの乾物独特のにおいに「ウッ」となりました。

乾物だけではなく民芸品やお土産になりそうな物まで色々扱っていますし、ローカルな雰囲気も味わえますので覗いてみる価値はあります。

ただ魚の干物の臭いが苦手な方は覚悟しておいてください。

オールドタウンさながらの町並み

雰囲気のある通り沿いには、小規模なお店が立ち並んでいます。

眺めのいいおしゃれカフェ

チャオプラヤ川を眺めながら食事ができるレストランやカフェなど多くあり、旅番組にも頻繁に登場するお店などもあります。

残念ながらお値段はやや高めで本格的にディナーを食べてお酒も楽しむと、すぐ1万円を超えてしまうようなお店もあります。

カフェでもそこそこオシャレで川が見えたら、コーヒー1杯最低150バーツだな・・と思っています。

ライトアップされたワットアルンなどすばらしいので、ここは眺望込みの価格と割り切ってください。

逆にこの周辺はお店に入らないとのんびり川を見れる場所は少なく、路地に入っても上手く建物に邪魔されます。

上のワットアルンは建物の隙間を見つけて上手く撮影しました。

意外とあるリーズナブルなお店

外国人向けののカフェなどはそこそこのお値段しますが、いかにもローカルな食堂もあります。お値段も一気にお手軽になり、100バーツ以下で済まそうと思えば可能です(おそらく景色は見えませんが)。

また近くに学校がある関係で、いかにも学生がたむろしそうなお店もあります。

寺院には入れない服装の欧米観光客

尚、グーグルマップに安価と書かれていても欧米感覚での安価で、日本人の感覚ではさほど安くないお店が多々あります。表にメニューがある所も多いので自分の目で見て確認してください。

欧米の人向けのツアーを多く見かけるので、英語がわかる方ならこっそり説明を聞けるかも。

路地に入ると更なるローカル感

通り沿いや路地などにたくさん小規模なお店がたくさんあります。

観光客向けのお店と地元民向けのお店が混在しますし、米問屋的なお店もあります。

つきぬけるとチャオプラヤ川の近くまで行けますが、素直に抜けさせてくれる路地は少ないです。

船着き場以外は隙間から少し川が見えるぐらいで、ワットアルンなど撮影したい場合は船着き場ぐらいしか難しいです。

エリア北側ワットプラケオ周辺

数百メートルしか離れていませんが、南側と雰囲気が変わります。

リアルなバンコク発祥の地ラックムアン

ワットプラケオの北東の角から見えるラックムアンはバンコク建設が開始する時に「町の柱」として建てられた物です。正にバンコクが始まった場所といえます。

現在は社になっており、参拝する事ができます。

欧米風の建物

周辺には欧米風の大きな建物が並んでおり、東南アジアに居るのを忘れてしまいそうです。

ほとんどが現役の政府機関の建物なので中に入ることはできませんが、国防省前の大砲などは近くで見ることができます。

もちろんサイアム博物館やバンコク国立博物館などの博物館は見学できます。

サナムチャイ通りより東側

政府機関や大きなお寺が多いのですが、意外に小規模なお店もたくさん並んでいます。観光客はかなり少なくなります。

寺院

三大寺院以外にも有名な寺院がまだまだあります。

ワットスタット

北側にある大きな鳥居のような建造物が有名ですが、寺院自体もかなりの規模です。

ワットプラサート

お城のような仏塔が素晴らしいです。

ワットサケット

丘の上の黄金仏塔が有名です。

上る途中の階段にも雰囲気があるので、わざわざ行く価値はあります。

かなりの数の寺院があります

大規模な物でも他にもまだまだあります。ぜひ自分のお気に入り寺院を探してみてください。

注意点

バンコク屈指の観光地でもあるので、観光客を狙った詐欺など注意することがあります。

タクシーなど

たちの悪いタクシーの多いエリアです。メーターを使わないのは当たり前のようになっており、5台ぐらい声をかけて全部アウトだった経験があります。

日本語で書かれたチラシ的な物を見せられ「お勧めの店に立ちるなら〇〇バーツ、よらないなら〇〇バーツ」と写真入りで書いていました(断ったので正確な金額は忘れました)。

たちの悪いのが「お勧めの場所に連れて行く」です。悪質なお店に行く可能性が高いので断るのを推奨します。

ちなみにトゥクトゥクに乗る場合は、メーターはそもそもないので事前に料金交渉が普通です。

声をかけてくる人

「ワットポーやってない!」「ワットポーそこちがう」などと声をかけてきます。

ほぼ詐欺なので無視してください。

ワットポーからの帰りに「ワットポーやってない」は笑いそうになりました。

紛らわしいのですが本当にボランティアで道案内している人も居るようです。

名札を見せられ「私は正規のボランティアだ」と言われ、無理やり道を教えてくれました。

「わかるから大丈夫」と言ってるのに強引に教えてくれるので、本当に正規のボランティアだったのかはわかりません。

夜間

夜は治安が悪い場所もあります。日が暮れたら路地など見通しの悪い場所は避けてください。

奥の深いエリアです

観光地だけではなく庶民的な場所もあったり、学校や官公庁もあったりと色々な顔を持つエリアです。

じっくり回ると一日では足りないぐらいになりますが、散策の際の参考になればと思います。

ジャルンクルン通りをサムヨット駅まで行く、とサンペーン市場などまた違うローカル感があります。

【タイ旅行】これから有名になるかも?まだまだローカル感の残るサンペーン市場。アートも見れます
まだまだローカル感のあるサンペーン市場。MRT延伸で格段にに行きやすくなった、「旅してる感」が溢れるエリアです。ストリートアートエリアも一緒に見れる穴場かもしれません。ついでにタイの秋葉原メガプラザも行けます。

タイトルとURLをコピーしました