世界の行ってみたい国で常に上位ランクインするタイ。円安で海外旅行のハードルが上がっている今でもまだまだ魅力的な国です。
初めて海外に行く方からリピーターまで多くの人に愛されています。
友人に「タイのどこが良いの?」と聞かれた時に、簡単に答えれるようにまとめてみました。
まだ訪れた事が無い方や、旅行を検討中の方の参考になれば幸いです。
タイの魅力を一言で言うと
一言で表すのは難しいのですが、無理やりまとめると
見る物、食べる物が多彩で、治安も悪くなく物価も安い、日本からの直行便の本数も多く行きやすい。
こんな感じになると思います。
タイの魅力をそれぞれ分析
もう少し詳しくご説明したいと思います。
寺院や歴史遺産
タイにはたくさんの文化遺産がありますが、代表的なのが寺院です。
タイは仏教国ですが、内容は日本とは大きく異なります。寺院などの見た目は特に異なり、派手できらびやかです。
歴史遺産も数多くあり、現王室由来の建造物も魅力的ですが、過去の王朝の遺跡も世界遺産になっており悠久の歴史を感じれます。
おいしいタイ料理
料理によっては辛味と酸味が強かったりしますが、スパイスとハーブの効いたエスニックな味の虜になる方も多いです。
もちろん辛くない料理もありますし、タイの主食は米なので日本人にはなじみがあります。
格安な屋台グルメから豪華な高級レストランまで、様々な場所で食べれるのも魅力です。オープンエアで南国を満喫したり、高層階で景色を楽しみながら食事をしたり出来ます。
お買い物
広大で近代的なショッピングモールから、露店や市場のようなマーケットまで多種多様なショッピング施設があります。
高級ハイブランドのショップから、世界中からバイヤーの集まる倉庫のような格安店までありとあらゆるお店があります。
女性に人気なのは多彩なコスメにポップでカラフルなタイ雑貨、お土産にはタイシルクやエキゾチックな雰囲気の少数民族の民芸品など魅力があります。
しかも物価は平均的に日本より安いのです。
泊まる場所の選択肢が多い
宿泊施設が豊富で、東京や大阪などと比べてもバリエーションが多いです。
予算を抑えるなら、バックパッカーご用達のゲストハウスは日本のカプセルホテル感覚で泊まれます。料金も1泊2000円前後から選べます。
逆に高級な五つ星ホテルの数も東京よりも多いですし、同グレードのホテルなら日本より安く泊まれます。
つまり倹約したい方は物凄く節約できますし、プチ贅沢した方は格安で高級ホテルに泊まることができます。
経験上日本と同じ値段なら、倍ぐらいは広い部屋に泊まれます。
体験できる文化が多い
ニューハーフショーやムエタイの観覧は人気です。ツアーなどで簡単に行くこともできます。
そして本場のタイ古式マッサージはぜひ体験したいものです。
マッサージは更に手軽な足裏や首や肩のコースもありますし、ホットストーンや木槌と杭を使用したものハーブを多用したものなどたくさんの種類があります。しかもとてもお手軽な金額です。
交通の便が良い
日本から行きやすい
日本からの直行便が多く、各地から乗り換えなしで行けます。LCCを利用すると予算もかなり抑えることができます。
所要時間も5~6時間程度なので、朝出発すれば晩御飯は現地で食べれます。
乗り物が豊富
タイ国内は交通インフラも整っています。渋滞の多い都市部は地下鉄や高架鉄道が走っていて、さながら未来都市のようです。
郊外や地方などではトゥクトゥクなどに乗ってみるのも楽しいです。
治安が悪くない
日本と比べてどうかと言われると比べる場所次第だと思いますが、多くの場所の治安は悪くはありません。
繁華街でも(ある程度の注意を払えば)夜間でも外出できます。
治安が「悪くない」と言う言い方をするのは、人混みではスリなどがありますし女性の夜間の一人歩きはやはり避けた方が良いからです。
ただ、諸外国と比べるとかなり良い方だと思います。
変わり続ける街と変わらない町
エネルギーに溢れ発展を続ける街はそのものが魅力的です。
発展を続ける都会
初めて訪れた方は都市部の発展ぶりに驚かされます。近代的な高架鉄道に巨大ショッピングモールや一流ホテルが接続されるバンコクは東南アジア有数の発展した都市です。
広がる下町
大都会な大通りから少し路地入ると、昭和の日本を彷彿とする下町風景が広がっていたりします。またローカルエリアには屋台が立ち並び、熱気とエネルギーに包まれます。
このとりとめのないカオスが魅力です。
豊かな自然遺産
南国のタイは都市部から数時間移動すると豊かな自然に出会えます。
象と触れ合う
さすがに都市部では無理ですが、バンコクから数時間のエレファントキャンプなどでは象に乗ることができます。また、餌やりなどの体験もできます。
水上マーケットで買い物
かつては東洋のヴェニスと言われたバンコク。運河の多くは今は道路に変わっていますが、一部昔ながらの運河が再現され小型のボートでショッピング体験ができます。
これぞ南国のビーチリゾート
バンコク近郊には2時間で行けるビーチリゾートパタヤ、王室御用達のホアヒンなどがあります。地方に目を向けると更に選択肢が増えます。もちろんメジャーなビーチリゾートのプーケットは忘れてはいけません。
結局何よりも人
微笑みの国と言われるタイ。
もちろん常に笑っているわけではありませんが、何となくおおらかな雰囲気があります。
タイ人の気質を表すものに「マイペンライ」精神と「タンブン」があります。
マイペンライとは単純に訳すと「大丈夫」のような意味です。
小さな失敗などは「マイペンライ」と言って、笑って許してしまう雰囲気があります。
タンブンとは仏教の教えで徳を積むことで、善行を行い他者に親切にしたりすることで積むことができるとされています。
タンブンせいかどうかわかりませんが、私の出会った人々はほとんど親切でした。個人的な体験ですが道を尋ねた時に、徒歩数分ならかなりの確率で場所まで案内してくれました。
モデルプラン
初めてのタイ旅行に個人で行ってみたいと思う方向けにモデルプランを作ってみました。それぞれのスポットへの「行き方」に特化して作成しましたので、現地の内容はネタバレしないようにしています。
可能なら3泊以上がおすすめではあるのですが、今回行きやすいように2泊予定で作成しています。日程の都合上バンコクに限定しています。
モデルプラン1~2日め
モデルプラン3~4日め
すごく細かく書いていますので、ご参考になれば幸いです。