なかなか収まらない中東情勢や円安、色々理由があって足が遠のきやすい海外旅行。
旅行者目線で状況を考えてみました。
わかり安い点
まず今旅行に行くと単純に損なのは、運賃と燃油サーチャージです。
7月現在原油は多少下がっても、サーチャージは上がる話しか目にしません。
2026年7月のJALのサーチャージは、タイ35000円、ハワイ40400円、北米欧州65000円(全て片道)と洒落になりませんし、ソウルや台湾でも7400円(片道)と痛いです。
サーチャージ不要のLCCなども、採算厳しい路線の減便などの対処をとっているみたいですが、原油が下がってくると改善されるかもしれません。
国際情勢が安定さえすればいずれは下がるはずなので、数カ月待てば・・これ下がるんですかね?
円安はどうなるか
普通に生活していても痛いので、海外旅行にはより痛手な円安。
昨年タイで両替しましたが受け取ったバーツを見て「え?こんだけ・・」と思うぐらい円安です。
10年ぐらい前はそこそこのお店で晩御飯を食べて、お酒も飲んで2000円だったのが夢のようです。
まあ物価の安い国なら、それでもまだ日本と同じぐらいの予算で済みますけど。
先月ハワイに行った友人は、ラーメンと餃子を食べて8000円・・と恐ろしい事を言っていました。
当然「円安が収まるまで待とう」という心理が働くのですが、これ本当に円高に戻るか怪しいです。
数年後「1ドル160円だったころは良かった」と言われる時代が来るかもしれません。
円安になる仕組み
素人の私が考えても、金利差以外にも円安になる仕組みは存在します。
まずサブスクで、多くのサブスクが円をドルに換えて支払っています。
デジタル赤字と言われているやつですね。
NISAでオールカントリー等を積み立てている人も、毎月定額でドルを買っている状態になります。
どちらも毎月定額で円売りドル買いをしているのと同じなので、円安要因になります。
政策で何とかできる話でもないので、円高になるにはかなりの重しではないでしょうか。
政情不安や治安
ロシアがウクライナに侵攻して以来、ヨーロッパ方面の運賃は高騰していました。
ロシア周辺を飛ぶ便が減少したので、遠回りする必要があるのです。
※平面の地図ではわかりにくいのですが、北に行けば飛行距離は短くなります。
そこに中東情勢が加わり、更なる減便や迂回がでているのです。
ツアーの利用航空会社を見てもルフトハンザ等が無くなり、ターキッシュエアライン等に変更されています。
かなり赤道に近くを通るので相当な大回り、時間もお金も余分にかかります。
上手に経由便を使えば多少お金は節約できるかもしれませんが、時間はかなりかかりそう。
ある意味冒険心はくすぐられますが・・。
20年前ヨーロッパ10万円ぐらいで行けたような記憶がありますが、夢だったんですかね。
安全面
外務省のホームページを見ると、かなりの地域でレベル2以上です。
オーストラリアやアメリカ方面は問題ないにしても、ヨーロッパ方面は大変です。
ドバイ等の中東のハブ空港のある国がレベル2以上の注意がでているので、見ただけではどこ通ったら良いのかわからない状態です。
乗り継ぎするにもまた突然空港が閉鎖されたり、減便されたりするリスクもあります。
私なら完全に落ち着くまで行かないです。

結論海外行くなら近場で
2026年6月現在円安と原油高のダブルパンチです。
今年旅行に行くなら近場、タイやベトナムぐらいまでかな・・と思います。
それでもサーチャージは痛いですが、物価はまだ安いので円安でもまだマシです。
旅行に行くのに節約の為食料持参した知人がいますが、個人的には共感しません。
旅行は「見る」、「食う」、「体験する」が三本柱だと思っているからです。
現地の物を食べるのも、大きな旅の醍醐味なのです。
でも外食すると1日の食費が2万円こえそうな場所は多いですし、金額で悩みながら店探しするは楽しくありません。
となると・・行先は限られてきます。
今だと「行きたい場所を探す」のではなく、予算を決めて「行ける場所を選ぶ」時代なのかなと思います。

